先物・オプションの詳細

先物・オプションの詳細

先物・オプションの特徴

先物・オプション取引は、おもに株式や債券、通貨、金利などの原資産から派生した商品で、まとめてデリバティブ(派生商品)といわれることがあります。先物取引とオプション取引のおもな違いは、以下のとおりです。

先物取引:株式や債券などの商品を、事前に決めた期日・価格での売買を約束する取引手法
オプション取引:事前に決めた期日・価格での「原資産の買付け、あるいは売付けのオプション(権利)」を売買する取引手法

どちらも、まだ価格の決まっていない未来の株式や債券、コモディティなどを取引するものです。相場の見通しに沿って価格が動けば大きな利益が期待できますが、見通しが外れた場合の損失も大きくなりやすい特徴があります。

このように、先物取引やオプション取引はハイリスク・ハイリターンとなるため、初心者に適した投資ではありません。

リスク ※1
StarStarStarStarStarStarStarStarStarStar2点
収益性 ※2
StarStarStarStarStarStarStarStarStarStar6点
資金 ※3
StarStarStarStarStarStarStarStarStarStar3点
総合評価 11 / 30点中

※1:この項目は、評価点が高いほどリスクの低い投資といえます。
※2:この項目は、評価点が高いほど収益性の高い投資といえます。
※3:この項目は、評価点が高いほど低資金で始められる投資といえます。

メリット

「買い」と「売り」どちらでも取引ができる

先物取引では「買い」だけではなく、「売り」からでも取引を行なうことが可能です。これはいい換えれば、相場が上がるときも下がるときも、利益を生み出すチャンスがあるということになります。将来に必ず値上がりすると予想すれば「買い」の取引に入り、結果値上がりすれば「売る」ことで利益を得ます。
反対に、将来に絶対に値下がりすると予想すれば「売り」の取引に入り、結果値下がりすれば「買い」を出すことで、その値幅の差額を利益として得ることができます。

短期間で利益を生み出すことができる

商品先物取引の場合、対象となるのはガソリンや原油など価格変動の振り幅が大きな商品であることが多いです。もし予想通りに価格の動いたときには、わずかな期間で大きな利益を得ることが可能になります。

デメリット

元本保証がされていない

先物取引は株式取引などと同様に、投資資金に対する元本の保証はされていません。株取引は投資した企業が倒産し、価値がゼロになっても元本を超える損失はありませんが、先物取引の場合は相場が想定と反対の動きがでたときには、追加の資金投入、または元本を超える損失が発生することもあります。

証拠金の追加

これは「証拠金取引」であることの特徴でもあり、相場が予想に反した動きをして大きな損失がでた場合に、追加で証拠金を納めなければならない制度が存在します。こちらは総取引量に対する証拠金の割合が一定値下回った場合に発生し、場合によっては少しの価格変動で大きな証拠金の追加が必要になることもあります。

「先物・オプション」のクチコミ

大阪府:BROWN さん(37歳・男性)

先物取引なんてやるもんじゃないですね・・・。大損しました。追証の恐怖があるので、もう二度とやることはありませんね。

千葉県:ウッチ さん(49歳・男性)

親の遺産すべてを先物で溶かしました。儲かった時に辞めておけばよかったのですが、先物はギャンブルと同じじゃないですか?

熊本県:くまのこ さん(41歳・女性)

昔職場にくるお客さんから「儲かる話」として聞いたのが私の初めての先物でした。当時は何が何かわからずやらなかったのですが、同僚の子がある日「めっちゃ儲かった!」と言ってきたので、それで私も先物を始めて、儲かる時もあれば損する時もありトータルで少しのマイナスで辞めれたのは不幸中の幸いかもしれませんね。

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