外貨預金の詳細

外貨預金の詳細

外貨預金の特徴

初心者には、商品の仕組みが銀行預金とほぼ変わらない外貨預金もおすすめです。ただし、外貨預金は円安になれば大きな利益を期待できる一方で、円高になると元本割れのリスクもあります。そのため、今後必要となる資金を外貨預金に回すのは避け、余裕資金だけで行うようにしてください。

また、前述したように預入れ時と引出し時には為替手数料がかかります。例えば、預入れ時と引出し時の為替レートがまったく同じだったとしても、為替手数料を含めるとマイナスになってしまう可能性があるため、注意が必要です。

手数料は、取引する通貨や金融機関によっても異なります。外貨預金をはじめる前にきちんと確認しておきましょう。

リスク ※1
StarStarStarStarStarStarStarStarStarStar6点
収益性 ※2
StarStarStarStarStarStarStarStarStarStar2.5点
資金 ※3
StarStarStarStarStarStarStarStarStarStar3点
総合評価 11.5 / 30点中

※1:この項目は、評価点が高いほどリスクの低い投資といえます。
※2:この項目は、評価点が高いほど収益性の高い投資といえます。
※3:この項目は、評価点が高いほど低資金で始められる投資といえます。

メリット

円預金より高金利が狙える

外貨預金は、円預金よりも高い金利を目指しやすいメリットがあります。というのも、一般的に外貨へ付く金利のほうが、日本円よりも高い傾向にあるためです。

また、円安が進むと資産価値は相対的に下がりますが、外貨預金をしておくことで将来の備えにつながる利点もあります。

為替差益を得られる

満期時の為替レートが預入時よりも円安の場合は、「為替差益」と呼ばれる利益を得られます。

例えば、1ドル100円のときに10万円分(1,000ドル)を預入れて、1ドル110円のときに円へ交換すると、引出額は11万円です。この場合は、差分の1万円を為替差益として受け取れます。

初心者でもはじめやすい

外貨預金は、銀行を通じて預金するという明快な仕組みのため、外貨建て金融商品のなかでもスタートしやすい点がメリットです。

それに対し、外国株式をはじめる場合は、銘柄選びなどが欠かせません。一定の知識や手間は不可欠なため、外貨預金に比べると資産運用の難易度はやや高くなる可能性があります。できるメリットがあります。株主総会では、保有する株式数に応じて議決権が与えられ、会社の重要な課題に対して自分の意思を表示できます。

デメリット

為替手数料がかかる

円と外貨を交換する際は、為替手数料が発生します。金融機関によって為替手数料には違いがあるため、事前にチェックしておいてください。

また、短期間で解約すると運用収益で手数料をカバーできず損失となる可能性があるので、中長期での運用も想定しておく必要があります。

元本割れのリスクがある

為替相場の変動を受けて、預入時よりも引出時のお金が減る「元本割れ」が起こる危険性があります。円高になると、預入時と比べて引出時の円貨額が低いケースもあるためです。

しかし、預金による利息が十分に得られている場合は、円高による差分をカバーできる可能性もあります。

預金保険の対象にならない

外貨預金は、預金保険の対象になりません。預金保険とは、銀行などが破綻した場合に、1人あたり元本(1,000万円まで)や利息分等を保証してくれる制度のことです。

そのため、外貨預金を行う際は、できる限り信頼性の高い銀行等を選ぶようにしましょう。

「外貨預金」のクチコミ

岡山県:Do さん(48歳・男性)

銀行で勧められるままに外貨預金を始めましたが、たしかに普通に預金しておくくらいなら外貨預金がいいのかも?

山形県:ずーま さん(30歳・男性)

ドル円がかなり円安になってくれたおかげで儲かりました!株投資もやっていますが、そっちではコテンパンにやられてますw

神奈川県:おのりゅう さん(37歳・男性)

分散投資の中の一つとして外貨預金していますが、金利は魅力ですね。普通預金なんて金利ないようなもんですからね(苦笑)

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